ジャクソンホール会議前で、FOMCの利下げが予想される中のセミナーです。
トランプ大統領の関税問題でも、引き上げが決まってしまってから株価が上がって、日経平均とNY株式市場ともに史上最高値を叩き出していることについては、「悪いニュースも決まってしまえば悪いニュースでなくなる」ということで、企業ががんばってどうにかするでしょう、ということから上がってきているそうです。
●今日はふれないけれど、まだインドを持ってない人はインドを買って帰ってください。
●日経平均のPERが17.9倍です。日経平均のPERのレンジが 14 ~ 16倍 ぐらいとされていて、16倍を越えてきていると割高ではないかという議論が出てきています。
<参考 各国のPER>
NY 27.9倍
SP500 24.3倍
ナスダック 29倍
ムンバイ 23.3倍
ドイツ 16。7倍
●日本のPERレンジは上がってくるのではないかと予想する。
・インフレ国家になった。
・ガバナンスの強化。物言う株主がなにもしない社長を解任。
・株主還元(自社株買い、配当性向上昇)
●アメリカが低成長なのに企業は絶好調
・グローバル企業の各国の支店の業績は、その国のGDPに反映。
・利益は、アメリカに帰属する。
・AI相場はまだ続く。開発だけでなく幅広い企業に恩恵がある。2045年まで続く予想。
・マグニフィセントセブンがトランプ大統領に多額の寄付をしているので、それらの企業に不利な政策はださないだろう。
●ドル円相場
野村證券は 130円を予想しているが、はずれるだろう。
・短期では140円前後。
・中長期では 180円~200円。
・アメリカを見限ってドルを売りたい投資家がいるが、ドルを売って次に買う国が見あたらないのでそのまま持っているのが現状。
●南海トラフ地震 富士山噴火
富士山が噴火すると、火山灰が西風にのって東京に降り積もる。
関東が麻痺する。
一時的に円高
・保険金の支払いで、日本円を調達
・企業の費用調達で、海外から日本に資金を移す
・投資家 日本株売り
その後大幅に円安。
日本株は個別に違う。
・海外比率の高い企業はそれほど変化なし
・内需関連株 建設