4月第2週は、日経平均が1カ月ぶりの高値、NYダウが2か月ぶりの高値圏に迫ってきた。
ウォーレン・バフェット氏が大手商社株持ち株比率を上げたというニュースで、商社を中心に日本株が元気でした。
2023/4/7 | 今週 % |
4月 % |
年初来 % |
設定来 % |
Total | 1.75 | 1.61 | 3.02 | 13.03 |
野村證券 | 2.1 | 2.7 | 0.7 | 31.1 |
野村iDeCo | 2.3 | 2.3 | 7.3 | 59.9 |
大和証券 | 0.9 | -0.8 | 1.9 | 20.0 |
SMBCグループ | 0.5 | 0.2 | -0.7 | 0.1 |
みずほ証券 | 0.3 | 0.4 | -0.5 | -7.6 |
みずほラップ | 1.3 | 0.5 | 3.2 | 17.3 |
MUFJモルガン | 3.0 | 2.1 | 5.4 | 29.4 |
マネックス | 3.0 | 2.9 | 6.2 | 13.0 |
DJ-世界の主要株式市場指標一覧
4月15日0325GMT(日本時間15日午後0時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 33886.47 ▲143.22 ▲0.42 +2.23 終値
ナスダック 12123.47 ▲42.81 ▲0.35 +15.83 終値
NYSE総合 15601.78 ▲29.11 ▲0.19 +2.75 終値
S&P500 4137.64 ▲8.58 ▲0.21 +7.77 終値
トロント S&P/TSX 20579.91 15.42 0.07 +6.16 終値
英国 FTSE100 7871.91 28.53 0.36 +5.64 終値
ドイツ DAX 15807.50 78.04 0.50 +13.53 終値
フランス CAC40 7519.61 38.78 0.52 +16.16 終値
日経平均 28493.47 336.50 1.20 +9.19 終値
香港 ハンセン指数 20438.81 94.33 0.46 +3.32 終値
豪 S&P/ASX200 7361.60 37.50 0.51 +4.59 終値
欧州 STOXX600 466.91 2.70 0.58 +9.89 終値
トルコ ISEN100 5092.88 ▲42.67 ▲0.83 ▲7.56 終値
南アフリカ JSE 78870.36 407.59 0.52 +7.97 終値
イタリア FTSE MIB 27872.24 245.63 0.89 +17.57 終値
タイ SET 1592.67 ▲4.43 ▲0.28 ▲4.55 終値
インド SENSEX 60431.00 38.23 0.06 ▲0.67 終値
インドネシア JCI 6818.57 32.98 0.49 ▲0.47 終値
フィリピン PSE 6481.91 33.04 0.51 ▲1.29 終値
韓国 総合 2571.49 9.83 0.38 +14.98 終値
上海 総合 3338.15 19.79 0.60 +8.06 終値
シンガポール ST 3302.66 8.12 0.25 +1.58 終値
台湾 加権 15929.43 124.67 0.79 +12.67 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 54460.06 ▲235.72 ▲0.43 +12.37 終値
ブラジル BOVESPA 106279.37 ▲178.48 ▲0.17 ▲3.15 終値
(END) Dow Jones Newswires
April 14, 2023 23:25 ET (03:25 GMT)
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米ドル円 133.74
為替市況(東京)
2023/04/14 17:27
◇外為17時 円、続伸し132円台前半 ユーロは対ドルで1年ぶり高値
14日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=132円20~21銭と、前日の同時点に比べ82銭の円高・ドル安だった。13日発表の米物価指標が市場予想から下振れ、米国のインフレ鈍化が意識された。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ打ち止め観測が広がり、円やユーロなどの主要通貨に対してドルを売る動きが優勢だった。欧州の市場参加者が参加し始める時間帯に入り、円は17時すぎに132円18銭近辺まで買われた。
米労働省が13日発表した3月の卸売物価指数(PPI)は、前月比0.5%下落した。事前予想では横ばいが見込まれていたが、12日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)に続いて市場予想を下回った。FRBによる利上げが長期化するとの観測が後退し、円買い・ドル売りが優勢となった。
円は対ユーロで6営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=146円26~28銭と、同5銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1064~65ドルと、同0.0065ドルのユーロ高・ドル安だった。一時は1.1075ドル近辺まで買われ、2022年4月1日以来およそ1年ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。米国のインフレ鈍化を受けてドル売りの流れが強いなか、欧州中央銀行(ECB)高官から金融引き締めに積極的なタカ派発言が相次ぎ、ユーロ買い・ドル売りが続いた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
米国市況
2023/04/15 05:46
◇米国株、ダウ反落し143ドル安 利上げ継続懸念浮上で ナスダックは反落
【NQNニューヨーク=稲場三奈】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比143ドル22セント(0.4%)安の3万3886ドル47セントで終えた。朝方に米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が一段の利上げに前向きな姿勢を示した。利上げ長期化により景気が冷えるとの警戒から、幅広い銘柄に売りが出た。同日発表の決算が好調だった銀行株の一角には買いが入った。
朝方にFRBのウォラー理事が講演で「一段の利上げが必要だ」と語った。アトランタ連銀のボスティック総裁も次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする考えを示したと伝わった。引き締めを維持する姿勢を示したことで、利上げ継続による景気悪化の懸念が強まった。
朝発表の3月の小売売上高は前月比1.0%減と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の0.5%減を下回った。消費が下振れし景気が減速するとの見方も売りにつながった。市場では「インフレの緩和を示しているものの、経済活動が鈍化する可能性への警戒が優勢となった」(ニューブリッジ・セキュリティーズのドナルド・セルキン氏)との声が聞かれた。
ダウ平均は前日に約2カ月ぶりの高値まで上昇しており、週末を控え持ち高調整の売りも出やすかった。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落した。主力民間機の品質問題が明らかになった航空機のボーイングも大幅安。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは2024年の保険制度改定への懸念が重荷となった。
一方、金融のJPモルガン・チェースは7%超上昇した。同日発表の23年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想以上となり、好感した買いが広がった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、シティグループの決算も市場予想を上回り、投資家心理の支えとなった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。前日比42.806ポイント(0.4%)安の1万2123.466で終えた。電気自動車(EV)のテスラや動画配信のネットフリックスなどが売られた。13日夕に発表した23年1~3月期の生産・出荷が低調だった新興EVのルーシッド・グループは6%安だった。
クロージングコメント
2023/04/14 15:19
◇東証大引け 6日続伸、1カ月ぶり高値 ファストリが261円押し上げ
14日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸し、大引けは前日比336円50銭(1.20%)高の2万8493円47銭だった。3月9日以来およそ1カ月ぶりの高値となる。日経平均への寄与度の高いファストリが大幅高となり、指数を押し上げた。インフレ懸念や利上げ観測の後退を背景とした前日の米株式相場の上昇も、投資家心理の支えとなった。
13日に2023年8月期(今期)業績予想の上方修正を発表したファストリは急伸し、年初来高値を更新した。前日比8%超の上昇で取引を終え、1銘柄で日経平均を261円押し上げた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が保有比率の上昇に言及したことも連日で好感されるなか、総合商社株は軒並み高となった。
もっとも、朝高後は高い水準での一進一退が続き、積極的に上値を追う動きは続かなかった。日経平均が心理的節目の2万8500円を上回る場面では高値警戒感を背景とした売りが出た。日本時間今夜に3月の米小売売上高の発表などを控え、次第に様子見姿勢を強める投資家も多かった。
東証株価指数(TOPIX)は6日続伸した。終値は前日比10.79ポイント(0.54%)高の2018.72だった。
株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)算出に関連した現物株の売買があったため、東証プライムの売買代金は概算で2兆9323億円と最近では高水準だった。売買高は11億2794万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1234と、全体の7割近くを占めた。値下がりは519銘柄、変わらずは82銘柄だった。
楽天グループやサイバー、味の素、キッコマンが上昇した。半面、シチズンや東宝、川崎汽は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
<日経>◇日経平均1カ月ぶり高値、内需株買われ6連騰 商社堅調開/閉04/14 19:20
14日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比336円50銭(1.20%)高の2万8493円47銭と米シリコンバレーバンク(SVB)破綻前日の3月9日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。ファーストリテイリングなど好決算を発表した内需型の消費関連株に買いが集まり、2022年7月以来の6連騰となった。東証株価指数(TOPIX)も6日続伸し0・5%高で終えた。
ファストリは14日に急伸し、年初来高値を更新した。値上げが奏功し、前日の決算発表で23年8月期の通期の純利益予想を12%減の2400億円に上方修正したことが好感された。時価総額は21年3月以来、約2年1カ月ぶりに10兆円を超えた。
23年2月期の純利益が前の期比38%増となったローソンも6%高で終えた。大引け後に決算を発表した高島屋も23年2月期の連結経常利益が予想を上回る前の期比5倍の345億円となるなど好調だった。
岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「米欧に比べ遅れていた日本や訪日客の多い中国での経済再開が進み、衣料や化粧品、百貨店など消費者の外出に伴うモノの需要が高まっている」と指摘する。
大手商社株も引き続き堅調さをみせた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が11日、5社の保有株比率を7.4%に引き上げたと明らかにし、海外投資家を中心に日本株の買い材料となっている。伊藤忠商事は22年11月24日に付けた上場来高値を約5カ月ぶりに更新し、丸紅も3月9日に付けた上場来高値を更新した。
3月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回るなど、米国のインフレ懸念の後退も投資家心理を支えた。一方で自動車株や半導体関連株などの一角には売りも出た。14日夜には米小売売上高や米銀決算の発表も控えており、松本氏は「米国の景気減速感が強まれば、日本株に下押しの影響が出てくる可能性もある」とみる。