このところ、ある証券会社からの勧誘の電話がありません。
先月、久しぶりにかかってきたと思ったら、担当交代だって。
6月に担当交代って珍しいな。
はるばる証券会社まで会いに行きました。
前任者が、結婚でやめたのかと聞くとそうでもなさそうです。
新しい担当者は、銀行からの派遣だそうです。銀行でも証券業務を担当していたそうです。
都銀では主流じゃない部門の配属になってしまったんだな。でも、これから銀行と証券の垣根がさらに低くなるだろうから、必要な人材ではあるし、銀行の証券部門ってしょぼいから証券会社で勉強するのは必要なこと、と思ったけど口にしませんでした。
ここの金融グループは、銀行から証券に出向したり、証券から銀行に出向したり、銀行と証券双方向の人材交流をしています。
新しい担当者は、メガバンクに採用されるぐらいなんだから優秀なんだろうな。
主流じゃない部門になってしまったんだな。でも、これから銀行と証券の垣根がさらに低くなるだろうから、必要な人材ではあるし、銀行の証券部門ってしょぼいから証券会社で勉強するのは必要なこと、と思ったけど口にしませんでした。
前任者に比べると1.2倍速で話が進みます。打てば響くという感じです。
私「ラップ口座の内容って、日本株、世界株、債券、REITなどの分散投資だから、わざわざラップ口座に手数料を払わず、手数料の安いインデックス投信を使って自分で分散投資したらいいのでは?」
証券「株が上がったとき、株の比率が高くなってしまうので、そこを調節してポートフォリオの比率を守ってるのが、ラップ口座でのいいところです」
ラップ口座の20年ぐらいのグラフを示しながら、
証券「これだけ上がってます。長い目で見れば効果が出てきます。」
私「SP500とかダウとかを重ねたら、これより上に行くのと違う?」
証券「そうです。でも、相場が下がったときがはガクッと下がりますが、ポートフォリオに債券を組み込んでおくと、下がりが少ないです。」
私「でも、SP500のインデックス投信を長く持ってると、下がっても一瞬で、そのあと上がって、ラップ口座の成績より上に行ってるのだから、結局は株のほうがメリットがあるのでは?」
と言いつつ、私のポートフォリオを見せて、インドを増やしたいと話を持っていくと、それ以上ラップ口座を進めることをせず、インドの投資信託をいろいろ探してくれました。
とりあえず、この日はラップ口座を解約ました。
入金したらインドに行く予定で話が落ち着きました。
今月になって、別の証券会社からも電話があって、講演会どうですかと言ってます。
どうせ、ネットだろうと思ったら、会場で参加できるそうです。
久しぶりなので行くことにしました。
今週になって大和証券からも電話がありました。
「世界株式インデックス戦略ファンド」の勧誘です。
まず米国国債をかいます。いま5%近くあります。これで利益を出します。
そして、これから一年間で一番安いときに、米国株式S&P500 70%、欧州株式ユーロストック 15%、日経平均15%を買って運用します。
SP500が4500ぐらいです。今後、3年5年持ってると 4000、5000まであがるとすると、かなりです。
とかなり力を入れて話してます。
年間の手数料を聞くと2%ぐらい。
私はインデックス投信の手数料0.1%のが好きで、2%かける5年で10%も違ってきますよね。
とりあえず考えておきますと言って電話を切りました。
ネットで、くだんの投信を調べてみました。
「世界株式インデックス戦略ファンド」
<世界株式インデックス※に最安値でエントリー>
●担保付スワップ取引を活用して、ファンド設定後1年間における世界株式インデックス(米ドルベース)の最安値をエントリー・ポイント(基準値)として計算したリターンの獲得を目指します。
*当ファンドはルックバック・オプション取引を活用します。詳細につきましては販売用資料P14以降をご参照ください。
<元本部分を米国債に投資してインカム収入を確保>
●元本部分を主として米10年国債へ投資することにより得られるインカム収入で、当ファンドのコスト(信託報酬等)を賄うことを目指します。
米国株式70%、欧州株式15%、日経平均15%に投資するそうです。
よく見るとS&P500先物、ユーロストック50先物、日経平均先物となってます。先物に投資ってよくわからん。
よくわからないものには投資しない、という原則にのっとると、元本部分を国債と、ルックバックオプション取引の二つがよくわかりません。
国債を担保にしてオプション取引を組み込んだ、って、さっぱりわからん。
いわゆる仕組債だな。