仙堂智隆のおいしい株主優待

株主優待がたのしみです

資産運用EXPO関西 桐谷さん 杉原杏璃さん 高杉源太さん講演要旨 インテックス大阪

資産運用EXPO関西 (1)
 
 インテックス大阪で開催された、資産EXPO関西に行ってきました。ネットで事前登録すると入場料 5000円が無料です。
 
資産運用EXPO関西 (2)
 
 セミナーもあらかじめ登録してQRコードを発券しておく必要があります。
 
 
 午前は、株主優待で有名な桐谷さんの講演、午後は、23歳の時に株式投資を始めて5年で1000万円の利益を生み出し、開始してから16年たった今では1億円以上の資産を運用しているタレントの杉原杏璃さんと、フリーアナウンサーの高杉源太さんです。
 
 
 
 
 桐谷さんの講演の要旨。テーマは「株主優待の魅力 ~楽しく得する人生を送ろう~」です。
 
 株で儲かるのは、株が上がったとき(キャピタルゲイン)、配当(インカムゲイン)がある。日本ではそれに加えて「株主優待」がある。株主優待は日本独自の制度。
 
 
 桐谷さんがマスコミに注目されるようになったのは、カンニング竹山さんの「銭なーる」という番組で、日航山一証券かの株券が紙切れになった、というのでゲストに招かれたのが最初。
 リーマンショックの時の信用取引でほとんど資産が無くなってしまった。
<教訓>
 借金しての投資はだめ。広く薄く。
 優待株の分散投資。20万円ほどあれば、4万円で優待をもらえる株がいくつもあるので5社買うことから始める。どれかが下がってもどれかが上がる。
 サムティだと200株持っていたらホテルの宿泊券がもらえる。さらに配当が4%ほどあるし、隠れ配当で株主総会の議決権を行使するとQUOカードを送ってくれる。
 
 日経マネーや野村オンライン講演で、NISAで買う銘柄を推奨しているので、立ち読みしてください。
 
 9月2日の日経新聞のマネーで、アクティブ答申とインデックスという真の比較が掲載されていた。
 アクティブ投信は信託報酬があるのでインデックスに勝てる投信は極わずか。
 有名な、ひふみ投信プラスは、最初はよかったけどこの3~5年はTOPIXに負けてる。
 どこかの日本成長株ファンドは、10年、5年、3年負け。
 さわかみファンド、15年、10年、5年、3年負け。
 負けの理由は手数料。儲かってるのは沢上さん。
 
 野村証券が一番講演の紹介が多い。
 
 かつては値上がりを狙う(キャビタルゲイン)投資だった。(今はインカムゲイン
 暴落の時、借金で投資していると大変。なので、余ってるお金で投資するべき。
 株価は、賃金の伸びを上回ってる。
 日経225が最高値をつけた 38195円を、今、配当込みで計算すると15%上回っている。
 優待には税金がかからない。
 優待は、少額投資の方が利回りがよい。優待をもらえる最小単位がよい。進学会3万ぐらいで配当2%、3000円のQUOカード。はるやま5万円ぐらい、配当3%プラス6600円までのワイシャツかブラウスを一つもらえる。
 優待をしている会社は個人株主を大事にしている。
 個人株主が多いと株価の暴落を防げる。オリックスの優待はよかった。
 長期保有優遇制度がある。プロネクサスの優待が長く持ってるとどんどん増える。
 
 毎日夕方、適宜開示情報をチェックして、新規株主優待が発表されると翌日指し値する。
 優待は全額優待を使えるのが好き。割引券は使い勝手が悪い。ぎりぎりヤマダ電機が50%引き券なので、細かいものを買うときに使う。ビックカメラやコジマがよい。
 
 株主優待の歴史。
 山陽鉄道国鉄の前の鉄道会社)の西野さんが、株を持ってる人に無料乗車券を配ったのが最初。今のJRは割引券。私鉄は無料乗車券を配ってる。
 西野さんが山陽を去って次に行ったのが帝劇。帝劇では無料観劇券を配った。これも、今の映画会社に引き継がれてる。
 その次に行ったのが白木屋(昔あった百貨店)ここでは10%の割引券を配った。これも、今の百貨店に引き継がれている。
 
 
 質問コーナーで、私の質問が取り上げられました。
 株の売り時は? → わかりませんっっっ! わかったらもっと儲かってます!
 
 
 
 
 
 
 
 午後から参加したのは、杉原杏璃さんと高杉源太さんの、何からはじめる新NISAへのはじめの一歩。
 
 前半は新NISAの概要の解説。
 
 杉原杏璃さん、お給料をもらっても、買い物をしても税金を取られる現在、無税になるのは使わない手はない。
 
 高杉源太さんの要旨。
 資産を増やすには3つの方法がある。
1.給料を上げる。(がんばって働く)
2.支出を減らす。
3.投資で増やす。
 
 株は夢をかなえる道具。
 円安物価高の今、円預金で持っているのは安全なのか?
 
 投資で一番強いのは時間。杉原杏璃さんも強くうなづいている。
 
 投資を始めたのは、入社して2年目ぐらい、リーマンショックで暴落した頃。杉原杏璃さんが「とても良いタイミングですね」とコメント。狙って始めたのではなくたまたま。
 仕事は日本語の職業なので、投資はアメリカ株。
 もし、そのころに戻ったとして自分にアドバイスするなら、アップルの株を買っておけ。
 
 
 杉原杏璃さんの要旨。
 23歳の頃、タレントとしての収入だけでは不安だった。有名企業の社長さん達との会食の機会が多くあり、みなさん投資もされていて興味を持った。同じ職業の知り合いで投資に興味を持っている人は誰もいなかった。
 
 おすすめ投資銘柄。
 積み立て投資銘柄。S&P500、先進国ファンド、最近ではインド全体のインデックス投信ができた。eMAXISが手数料が少なくてよい。手数料はバカにならない。eMAXISは同じような投信が手数料を引き下げると、それに負けないように下げてくるとてもありがたい投信。
 成長投資はETF半導体銘柄(2243)エヌビディアなどが入ってる。日本半導体(2644)
 個別銘柄は、累進配当銘柄を探す。検索すれば出てくる。たとえば三菱  キャピタルは4%越え。配当性向40%を目指すというような企業。
 
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 二人とも、個別銘柄よりも、インデックス投信を、暗に勧めていた。初心者向けのセミナーだからかな?
 
 
 
 
 
 桐谷さん、杉原さんともに、こそっと推奨銘柄(投信含む)を教えてくれて、私の考え方と似ている。二人ともキャビタルゲインよりもインカムゲインのほうを重要視している。インカムゲインがよい会社は株価が上昇して、キャピタルゲインもついてくる。チェックしようと思う。
 
 
 
 
 
 
 資産EXPOで、展示ブースを回って登録すると、いろいろな粗品をくれます。ウエットティッシュとかが多いのですが、京都の会社が生八つ橋をくばってたり、お菓子を配っていたりしてます。
 おもしろいのはシイタケの原木です。
 もらったので、家で育ててみようと思います。この会社の配当結構安定していて、まともそう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
株主優待の魅力 ~楽しく得する人生を送ろう~
将棋棋士 / 投資家
桐谷 広人
<講演内容> 
 39年の株式投資の経験から得た、優待株の選び方や今注目の株主優待について、また、人生を楽しむという投資が安全で、楽しく健康にも良いということをお伝えいたします。
<講演者プロフィール> 
 1984年、東京証券協和会将棋部の師範をしていて、つきあいで株式投資を始める。2007年、七段で現役棋士を引退(57歳)、株式投資に力を入れる。直後にサブプライム問題。2008年、リーマンショックで大損。3億の金融資産が6分の1に。以後、現金をほとんど使わないで、株主優待生活を送る。 2012年、カンニング竹山さんに「こんな面白い素人は初めて」といわれ、「銭ナール」(大阪、毎日放送の竹山さん主役のバラエティ番組)のレギュラーに。スマップの中居さんの「うもれびと」やタモリさんの「笑っていいとも」などに出演。2013年「月曜から夜ふかし」でブレイク。リーマンショック時に信用取引で大損して以降、生活のほとんどを企業の株主優待で賄い、暮らしている。独特なライフスタイルがテレビでも人気で、お茶の間の投資家として絶大な人気を誇る。
 著書に『桐谷さんの株入門』(ダイヤモンド社)、『桐谷さんの米国株入門』(ダイヤモンド社)、『株主優待のススメ』(祥伝社)、『桐谷さんの株主優待生活』(角川書店)、『桐谷さんの株主優待ライフ』(小学館)、『桐谷さんの株主優待入門』(総合法令出版)など。棋士としては「これが矢倉だ」シリーズ、「歩の玉手箱」など。
 
 
 
 
 
 
 
何から始める?新NISAへのはじめの一歩
タレント 杉原 杏璃
<講演内容> 
 2024年から大幅に拡充される新NISAについて「株タレント」の異名を持つ杉原様と、投資歴10年以上の青木アナのお二人を講師にお迎えし、対談形式で開催いたします。お二人流の新NISA活用術や銘柄の選び方などを深堀りしていきます。まだNISA口座を持っていない方もぜひご参加ください!
<講演者プロフィール> 
 杉原 杏璃氏:タレント活動をしながら、「私にできるのだから・・」と2005年からやっている株式投資経験を綴った『株は夢をかなえる道具』(祥伝社)を2019年に出版すると、増刷を重ねロングセラーに。その後も出版を重ね、『マンガでよくわかる株1年生』(かんき出版)ではAmazonランキング 証券・金融部門 第1位を獲得!現在も新刊の出版に向けて鋭意執筆中。 投資に関するイベントやセミナー・講演など、様々な地域で出演をしながら、自身でも資産運用の初心者向けのオンラインサロンや投資アカデミーを開講。また、2015年に立ち上げたソフト補正下着のブランドが大手通販専門チャンネルで8年にわたりヒット商品に。更に多くの女性に喜んで頂ける商品を!と商品の開発に取り組み、実業家としても仕事の幅を広げています。
 青木 源太氏:1983年5月7日生まれ。2006年に日本テレビ放送網に入社し、「バゲット」や「火曜サプライズ」を始めとした様々な番組MCに抜擢された。その他、箱根駅伝中継、プロ野球中継などのスポーツ実況も多数経験。2020年9月末に日本テレビ放送網を退社、現在はフリーアナウンサーとして活躍中。 趣味は投資、男性美容、筋トレ。投資は2008年頃に始め、今は主に米国株式インデックスと米国個別株を中心に投資している。