日銀次期総裁 植田和男氏に決定したようです。
黒田総裁の金融緩和政策からの出口戦略は性急ではなさそうというところが評価され円安になりました。
2023/2/10 | 今週 % |
2月 % |
年初来 % |
4月来 % |
設定来 % |
Total | 0.89 | 0.88 | 1.51 | -0.19 | 11.37 |
野村證券 | 1.2 | 1.2 | -0.7 | -2.8 | 29.2 |
野村iDeCo | 1.4 | 1.3 | 7.3 | -7.1 | 59.8 |
大和証券 | 0.3 | -0.1 | 2.6 | -1.0 | 20.8 |
SMBCグループ | -0.4 | -0.3 | 0.5 | 0.5 | 1.3 |
みずほ証券 | -0.3 | -0.6 | 0.8 | -3.3 | -6.4 |
みずほラップ | 0.1 | 0.8 | 3.8 | -3.6 | 17.9 |
MUFJモルガン | 2.7 | 2.0 | 3.7 | 6.8 | 27.4 |
マネックス | 0.8 | 0.5 | 0.7 | 6.4 | 7.2 |
2月11日0025GMT(日本時間11日午前9時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 33869.27 169.39 0.50 +2.18 終値
ナスダック 11718.12 ▲71.46 ▲0.61 +11.96 終値
NYSE総合 15910.69 82.09 0.52 +4.78 終値
S&P500 4090.46 8.96 0.22 +6.54 終値
トロント S&P/TSX 20612.12 14.37 0.07 +6.33 終値
英国 FTSE100 7882.45 ▲28.70 ▲0.36 +5.78 終値
ドイツ DAX 15307.98 ▲215.44 ▲1.39 +9.94 終値
フランス CAC40 7129.73 ▲58.63 ▲0.82 +10.13 終値
日経平均 27670.98 86.63 0.31 +6.04 終値
香港 ハンセン指数 21190.42 ▲433.94 ▲2.01 +7.12 終値
豪 S&P/ASX200 7433.70 ▲56.60 ▲0.76 +5.61 終値
欧州 STOXX600 457.89 ▲4.42 ▲0.96 +7.77 終値
トルコ ISEN100 4505.34 ▲424.84 ▲8.62 ▲18.22 終値
南アフリカ JSE 78985.35 ▲1035.74 ▲1.29 +8.13 終値
イタリア FTSE MIB 27268.17 ▲235.58 ▲0.86 +15.02 終値
タイ SET 1664.57 ▲4.60 ▲0.28 ▲0.25 終値
インド SENSEX 60682.70 ▲123.52 ▲0.20 ▲0.26 終値
インドネシア JCI 6880.33 ▲17.04 ▲0.25 +0.43 終値
フィリピン PSE 6876.79 34.00 0.50 +4.73 終値
韓国 総合 2469.73 ▲11.79 ▲0.48 +10.43 終値
上海 総合 3260.67 ▲9.71 ▲0.30 +5.55 終値
シンガポール ST 3360.69 1.21 0.04 +3.36 終値
台湾 加権 15586.65 ▲12.06 ▲0.08 +10.25 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 52482.02 ▲319.41 ▲0.60 +8.29 終値
ブラジル BOVESPA 108078.27 70.22 0.07 ▲1.51 終値
ドル円 131.34
米国市況
2023/02/11 06:43
◇米国株、ダウ反発し169ドル高 インフレ警戒もディフェンシブに買い ナスダックは続落
【NQNニューヨーク=稲場三奈】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比169ドル39セント(0.5%)高の3万3869ドル27セントで終えた。労働市場の強さを背景に米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止など政策転換が遅れるとの見方から、朝方は売りが先行した。ただ、米景気自体は堅調とあって売り込む動きは限られた。ダウ平均の構成銘柄で比重が大きいヘルスケアなどディフェンシブ株が買われ、指数を押し上げた。
前週末に発表された強い米雇用統計を受け、市場ではFRBの利上げ停止や利下げ転換が先延ばしされるとの見方が強まっている。米ミシガン大学が10日発表した消費者調査で1年後の予想インフレ率が4.2%と前月から0.3ポイント上昇した。高めのインフレが続くとの観測につながった。
こうした見方を映し、米債券市場では長期金利が3.7%台半ばに上昇。長期金利が上昇すると売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が下げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニー、クレジットカードのビザなど消費関連株の一角も売られ、ダウ平均は朝方は下げる場面があった。
もっとも、売りの勢いは限られ、ダウ平均はほどなくして上昇に転じた。雇用の強さは米景気の底堅さを映しており、景気後退は避けられるとの見方が買いを促した。ディフェンシブ株が堅調で、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は上昇し、ダウ平均を押し上げた。ロシアの減産表明で原油先物相場が上げ、原油高になると買われやすい石油のシェブロンや建機のキャタピラーが上昇した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。前日比71.459ポイント(0.6%)安の1万1718.120で終えた。業績見通しが失望された配車サービスのリフトが急落。電気自動車のテスラも下がった。
為替市況(東京)
2023/02/10 17:26
◇外為17時 円、反発 一時129円台後半 「日銀新総裁に植田氏」報道で買い
10日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点は前日同時点に比べ94銭円高・ドル安の1ドル=130円20~22銭で、その後129円80銭近辺まで円高が進んだ。日本経済新聞電子版は10日午後、「政府は日銀の黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めた」と報じた。植田新総裁のもとで日銀が金融緩和策の修正を進めるとの思惑から、円買い・ドル売りが増えた。
政府は雨宮正佳副総裁に黒田東彦総裁の後任を打診したが、同氏が辞退したという。市場には、雨宮氏なら現行政策の延長線上で対応していくとの見方があったため、「植田氏起用」の報道があった16時すぎから急速に円高・ドル安が進んだ。それまでは131円台半ばで取引されていた。
午前は131円90円近辺まで売られる場面があった。10日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出た。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの早期停止観測が後退し、9日の米長期金利が上昇したことも重荷となっていた。
円は対ユーロで4日続伸した。17時時点では84銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=139円92~95銭だった。ユーロは対ドルで反発し、17時時点は同0.0012ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0745~46ドルだった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
東証 クロージングコメント
2023/02/10 15:27
◇東証大引け 4日ぶり反発 円安で先物買い、好決算銘柄に物色
10日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、大引けは前日比86円63銭(0.31%)高の2万7670円98銭だった。円相場が円安・ドル高に振れたことを背景に海外投資家などによる株価指数先物への断続的な買いが入り、日経平均を押し上げた。好決算を発表した銘柄への買いも目立った。もっとも上値では利益確定売りが出たほか、中国・上海株などアジア株全般が軟調に推移したため、後場はやや伸び悩んだ。
外国為替市場で円相場が1ドル=131円台半ばと、前日夕に比べて円安・ドル高で推移し、輸出企業の業績改善が改めて意識された。日経平均の上げ幅は一時220円を超えた。前日の米株式相場はハイテク株を中心に下落したが、日本株には波及しなかった。
前日に決算や株式分割などを発表した東エレクが1銘柄で日経平均を約68円押し上げたほか、神戸鋼なども大幅高となった。
大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジストは「個別株の材料で相場が押し上げられた形だが、日銀総裁人事や来週に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表などを控え、上値を追う意欲を持つ投資家は少なかった」と指摘した。
東証株価指数(TOPIX)は6日続伸し、1.96ポイント(0.1%)高の1986.96で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4509億円と1月13日以来の高水準だった。売買高は13億9618万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は808と、全体の約44%だった。値下がりは946、変わらずは82だった。
東海カや大日印、ルネサスが高い。三菱UFJやMS&AD、テルモ、ダイキン、セコム、アドテストも買われた。半面、NTTデータやフジクラ、菱地所は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕