1.既発債券
2.外貨建て保険
3.私が購入したのは・・・
ドル建て債券の利金でドルがたまってきたので、遊ばせておくのももったいないから、債券を買って金利を固定しようと、MUFJモルガンスタンレー証券へ行ってきました。
一緒に、外貨保険の話も聞きたいとお願いしたら、MUFJ銀行の保険担当の方もわざわざきてくれました。
MUFJグループが、問題になっていますが、私の場合は情報共有OKにしているので、銀行と証券の担当者が同席してくれます。
1.既発債券
用意してくれたドル建ての既発債券(投資適格)は3つ、残存期間4.75年で利回り4.299%、同じく6.45年 4.527%、7.89年 4.715%です。
元々の債券の利率はそれよりも低いのですが、金利が上がっているので債券価格が下がり利回りがこれぐらいになっています。
2.ドル建て保険
保険で話を聞いたのは、PGF生命の終身保険Neoです。
米国ドル建積立利率更改型一時払終身保険です。一時払いの生命保険で、途中解約したら、今の利率で行くと、2年以上で解約返戻率が 100%を越えます。基準利率が契約したときよりも解約したときに下落していると、解約返戻率が上がり、上昇すると解約返戻率が下がると言うものです。債券で運用しているからそうなるのかと聞くとその通りでした。
金利が下落局面、とくに、アメリカ金利が下がることが確実視されている現在において、すごく得です。そんなことは、担当者は口が裂けても言いませんでしたが。
もらった解約返戻金額を一部抜き出してみました。
現在の基準利率が年5.48%、積立利率が 年4.28%です。
基準利率は20年債に連動しているそうです。
基準利率・積立利率が変動すると受け取る金額(解約返礼金額)が変わります。
積立利率 1%上昇 ±0% 1%下落
1年 82.4% 96.2% 112.2%
2年 87.5% 101.1% 116.9%
5年 104.5% 117.6% 132.3%
10年 139.9% 150.9% 162.8%
1%以上下落すると、もっと返戻率が上がります。
最低金額は、300万円です。
<参考:保険の税金>
税金は、利益が一時所得で、課税されます。債券だと特定口座で課税されるので確定申告不必要ですが、保険の場合確定申告しなければなりません。
課税所得=(利益ー50万円)/2 になります。
必要経費が先取り方式です。例えば、解約返戻率が倍になったときに半分だけ解約したときに、取得金額を経費として引くことができます。
詳しくはFPの人に聞いてください。
死亡したときの保障金額は、たとえ基準金利が上がっても、払込金額よりも減ることはないようにしてあるそうです。
FOMCが、年内に何回利率を下げるか?
話をしたのは、5月米国雇用統計が発表された7日より前でした。
MUFJ銀行保険担当の方は3回、MUFJモルガンスタンレー証券担当者は 2回、私は1回を予想しあいました。
3.私が選んだのは・・・
とりあえず、提示してくれた中で一番利回りの良い債券を購入し、保険は考えてみることにしました。
先週、大和証券から別の用件で電話がかかってきて、ドルが遊んでるので金利を固定したいというと、NVDIAを買いなはれ、と一言でした。
それもありだな。