これから米国の経済指標の発表が続く。10日の雇用統計、14日の消費者物価指数、15日の小売売上高に注目が集まる。それぞれに一喜一憂して株価が上下するんだろうな。
2023/3/10 | 今週 % |
3月 % |
年初来 % |
年度 % |
設定来 % |
Total | -0.72 | -0.41 | 2.11 | 0.40 | 12.03 |
野村證券 | -0.4 | -0.1 | -0.2 | -2.2 | 29.9 |
野村iDeCo | 2.0 | 1.8 | 8.9 | -5.8 | 62.2 |
大和証券 | -2.2 | -1.7 | 1.5 | -2.0 | 19.5 |
SMBCグループ | -0.9 | -0.8 | 0.3 | 0.3 | 1.1 |
みずほ証券 | 0.0 | 0.2 | 0.9 | -3.2 | -6.3 |
みずほラップ | -0.8 | -0.6 | 2.2 | -5.1 | 16.1 |
MUFJモルガン | -1.2 | -1.1 | 5.6 | 8.7 | 29.7 |
マネックス | 0.3 | 1.6 | 3.4 | 9.3 | 10.1 |
年初来の世界株式市場を見てみると、日経平均の成績が意外と良い。
DJ-世界の主要株式市場指標一覧
3月11日0025GMT(日本時間11日午前9時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 31909.64 ▲345.22 ▲1.07 ▲3.73 終値
ナスダック 11138.89 ▲199.47 ▲1.76 +6.42 終値
NYSE総合 14894.18 ▲246.61 ▲1.63 ▲1.91 終値
S&P500 3861.59 ▲56.73 ▲1.45 +0.58 終値
トロント S&P/TSX 19774.92 ▲311.80 ▲1.55 +2.01 終値
英国 FTSE100 7748.35 ▲131.63 ▲1.67 +3.98 終値
ドイツ DAX 15427.97 ▲205.24 ▲1.31 +10.80 終値
フランス CAC40 7220.67 ▲95.21 ▲1.30 +11.54 終値
日経平均 28143.97 ▲479.18 ▲1.67 +7.85 終値
香港 ハンセン指数 19319.92 ▲605.82 ▲3.04 ▲2.33 終値
豪 S&P/ASX200 7144.70 ▲166.40 ▲2.28 +1.51 終値
欧州 STOXX600 453.76 ▲6.22 ▲1.35 +6.80 終値
トルコ ISEN100 5384.56 ▲61.66 ▲1.13 ▲2.26 終値
南アフリカ JSE 76454.36 ▲1209.69 ▲1.56 +4.66 終値
イタリア FTSE MIB 27281.96 ▲428.57 ▲1.55 +15.08 終値
タイ SET 1599.65 ▲14.57 ▲0.90 ▲4.14 終値
インド SENSEX 59135.13 ▲671.15 ▲1.12 ▲2.80 終値
インドネシア JCI 6765.30 ▲34.49 ▲0.51 ▲1.25 終値
フィリピン PSE 6589.88 ▲19.39 ▲0.29 +0.36 終値
韓国 総合 2394.59 ▲24.50 ▲1.01 +7.07 終値
上海 総合 3230.08 ▲46.02 ▲1.40 +4.56 終値
シンガポール ST 3177.43 ▲37.08 ▲1.15 ▲2.27 終値
台湾 加権 15526.20 ▲244.46 ▲1.55 +9.82 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 52794.53 ▲632.24 ▲1.18 +8.94 終値
ブラジル BOVESPA 103618.20 ▲1452.99 ▲1.38 ▲5.57 終値
(END) Dow Jones Newswires
March 10, 2023 19:25 ET (00:25 GMT)
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ドル円 134.98
米国市況
2023/03/11 06:36
◇米国株、ダウ続落し345ドル安 SVB破綻でリスク回避 ナスダックは続落
【NQNニューヨーク=稲場三奈】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比345ドル22セント(1.1%)安の3万1909ドル64セントで終えた。週間の下げ幅は1481ドルと、2022年6月中旬以来の大きさとなった。米中堅金融SVBファイナンシャル・グループの傘下銀行が10日、経営破綻した。金融システム全体に波及することへの警戒感から、金融株を中心に売りが膨らんだ。
米連邦預金保険公社(FDIC)は10日、SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクが経営破綻し事業を停止したと発表した。市場では「他の銀行でも経営破綻が起きかねないとの不安が広がっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があり、銀行株が全般に下げた。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移した面もあった。
朝方に発表された2月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月に比べ31万1000人増と市場予想(22万5000人増)を上回った。一方、失業率は3.6%と、市場予想(3.4%)より悪化。平均時給の伸び率が前月比0.2%となり、市場予想(0.4%)に届かなかった。米連邦準備理事会(FRB)が21~22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を再び0.5%に拡大するほどではないと受け止められ、ダウ平均は上昇する場面もあった。
建機のキャタピラーやホームセンターのホーム・デポ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど景気敏感株と消費関連株の売りが目立った。一方、バイオ製薬のアムジェンや医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンなどのディフェンシブ株の一角が買われた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比199.467ポイント(1.8%)安の1万1138.888で終えた。半導体のエヌビディアや検索サイトのアルファベットなどが下げた。
為替市況(東京)
2023/03/10 17:18
◇外為17時 円、続伸 136円台前半 日銀の金融緩和維持で乱高下
10日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=136円26~28銭と、前日の同時点に比べ57銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速との見方がやや和らいだことで日本時間10日の取引で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。日銀が大規模な金融緩和策の維持を決めたのをきっかけに円売り・ドル買いが優勢となる場面もあった。
9日発表された週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回って増加し、FRBによる利上げペースが加速するとの過度な警戒感がやや和らいだ。これを受けて米長期金利は低下し、日米の金利差縮小に着目した円買い・ドル売りが入った。10日には2月の米雇用統計が発表される。重要指標の発表前に、持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入った面もある。
円は一時、136円98銭近辺まで売られた。日銀は10日まで開いた金融政策決定会合で現行の金融緩和策を据え置いた。許容する長期金利の変動幅の上限も「0.5%程度」で維持した。市場の一部では政策修正への警戒感もあったため、会合結果を受けて円売り・ドル買いが出た。
黒田東彦総裁は10日、会合後の記者会見で大規模な金融緩和の「出口」について問われ「出口についてうんぬんするのは時期尚早だと今も考えている」と述べたものの、相場への影響は限られた。
円は対ユーロで3日続伸した。17時時点は1ユーロ=144円38~41銭と、前日の17時時点に比べ6銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.0595~96ドルと、同0.0039ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
クロージングコメント
2023/03/10 15:31
◇東証大引け 6日ぶり反落 今年最大の下げ幅、米株安で利益確定売り
10日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、大引けは前日比479円18銭(1.67%)安の2万8143円97銭だった。下げ幅は今年最大で、日銀が金融緩和策の修正を決めた2022年12月20日(669円61銭安)以来の大きさ。前日の米株式相場の大幅な下落を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄に売りが出た。大引け間際には下げ幅を500円超に拡大する場面もあった。
東京市場の取引時間中に米株価指数先物が下落し、日本株売りに拍車をかけた面があった。市場では「米金融のSVBファイナンシャル・グループが大規模な資金調達計画を発表したことをきっかけとした米株安が尾を引くとの警戒が強まっている」(みずほ証券の三浦豊氏)との声が聞かれた。2月の米雇用統計の発表を控え、米利上げの継続に対する警戒感から買い持ち高を手じまう動きも目立った。
日経平均は前日までの5日続伸で1100円あまり上昇していたため、高値警戒感を背景とした利益確定目的の売りが出やすかった。このところ買われていた低PBR(株価純資産倍率)銘柄を中心とするバリュー(割安)株も売られ、午前は堅調に推移していた海運株の一角が後場急落したことも相場全体の地合いを冷やした。
日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の現状維持を決めた。決定直後は株価指数先物に買い戻しが入る場面もあったが続かなかった。
東証株価指数(TOPIX)も6営業日ぶりに反落し、39.51ポイント(1.91%)安の2031.58で終えた。
株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出に絡んだ現物株売買が膨らみ、東証プライムの売買代金は概算で4兆1566億円と、22年11月11日以来およそ4カ月ぶりの高水準だった。売買高は16億9375万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1673と、全体の約9割を占めた。値上がりは125、変わらずは37銘柄だった。
郵船が6%超下落した。三菱UFJ、三井住友FGが売られた。ソフトバンクグループ(SBG)も大幅安だった。一方、凸版が大幅高。積ハウスが買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕