東京市場は日経平均が358円高でスタート。取引中には3万8865円まで買われ、1989年12月29日に付けた史上最高値(ザラバ3万8957円44銭、終値3万8915円87銭)に肉薄しました。
年初来 15.1%上がってます。
NY市場も、1月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退したため、株もふるいませんでした。
2月16日 | 前週比 | 同騰落率 | 2月 月間騰落 | 同騰落率 | |
ドル円 | 150.18 | 0.92 | 0.6% | 3.33 | 2.3% |
eMAXIS slim S&P500 |
27,091 | 318 | 1.2% | 1,065 | 4.1% |
NYダウ | 38,628 | -44 | -0.1% | 478 | 1.3% |
S&P500 | 5,006 | -21 | -0.4% | 160 | 3.3% |
NASDAQ | 15,776 | -215 | -1.3% | 612 | 4.0% |
日経平均 | 38,487 | 1,590 | 4.3% | 2,201 | 6.1% |
私の運用成績はぼちぼちです。
2024/2/16 | 今週 騰落率 % |
2月 騰落率 % |
年初来 騰落率 % |
年度 騰落率 % |
設定来 騰落率 % |
Total | 0.85 | 1.27 | 6.09 | 22.93 | 35.60 |
野村證券 | 0.8 | 2.0 | 6.6 | 24.0 | 62.3 |
野村iDeCo | 2.2 | 3.7 | 10.5 | 35.8 | 107.6 |
大和証券 | 0.7 | 2.5 | 7.6 | 19.1 | 43.0 |
SMBCグループ | 1.0 | -1.6 | 2.2 | 17.3 | 16.0 |
みずほ証券 | 1.3 | 0.5 | 3.7 | 16.9 | 12.8 |
MUFJモルガン | 0.5 | 1.9 | 6.9 | 21.9 | 53.8 |
マネックス | 0.6 | -1.6 | 3.6 | 26.7 | 38.3 |
DJ-世界の主要株式市場指標一覧
02/17 10:25
2月17日0125GMT(日本時間17日午前10時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 38627.99 ▲145.13 ▲0.37 +2.49 終値
ナスダック 15775.65 ▲130.52 ▲0.82 +5.09 終値
NYSE総合 17409.30 ▲25.63 ▲0.15 +3.30 終値
S&P500 5005.57 ▲24.16 ▲0.48 +4.94 終値
トロント S&P/TSX 21255.61 32.92 0.16 +1.42 終値
英国 FTSE100 7711.71 114.18 1.50 ▲0.28 終値
ドイツ DAX 17117.44 70.75 0.42 +2.18 終値
フランス CAC40 7768.18 24.76 0.32 +2.98 終値
日経平均 38487.24 329.30 0.86 +15.01 終値
香港 ハンセン指数 16339.96 395.33 2.48 ▲4.15 終値
豪 S&P/ASX200 7658.30 52.60 0.69 +0.89 終値
欧州 STOXX600 491.59 3.05 0.62 +2.63 終値
トルコ ISEN100 9250.36 8.21 0.09 +23.83 終値
南アフリカ JSE 73616.06 397.62 0.54 ▲4.26 終値
イタリア FTSE MIB 31732.39 37.95 0.12 +4.55 終値
タイ SET 1386.27 ▲1.00 ▲0.07 ▲2.09 終値
インド SENSEX 72426.64 376.26 0.52 +0.26 終値
インドネシア JCI 7335.55 32.26 0.44 +0.86 終値
フィリピン PSE 6873.23 ▲8.92 ▲0.13 +6.56 終値
韓国 総合 2648.76 34.96 1.34 ▲0.25 終値
上海 総合 2865.90 36.21 1.28 ▲3.67 終値
シンガポール ST 3221.94 45.25 1.42 ▲0.57 終値
台湾 加権 18607.25 ▲37.32 ▲0.20 +3.77 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 57132.11 ▲119.78 ▲0.21 ▲0.44 終値
ブラジル BOVESPA 128725.88 921.75 0.72 ▲4.07 終値
(END) Dow Jones Newswires
February 16, 2024 20:25 ET (01:25 GMT)
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◇東証大引け 日経平均は続伸 一時最高値に接近、海外勢の買い加速
02/16 15:21
16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比329円30銭(0.86%)高の3万8487円24銭だった。1990年1月以来、約34年1カ月ぶりの高値で終えた。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したことや、米半導体企業の好決算を追い風に買いが優勢だった。海外投機筋の買いが主導して10時過ぎには707円高の3万8865円まで上昇し、1989年12月29日の最高値(3万8915円)まであと50円ほどに迫る場面もあった。日銀の緩和的な金融政策が続くとの楽観も支えに利益確定売りをこなしながら堅調に推移した。
半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズ(AMAT)の決算が市場予想を上回り、15日夕の米株式市場の時間外取引で株価が急伸した。それを受けて東京市場でも東エレクとアドテストが連日で株式分割考慮後の上場来高値を更新した。半導体関連の一方的な上昇には過熱感も強まっており、両銘柄が下げに転じて売りに押される場面では日経平均も上げ幅を200円台まで縮めたが、幅広い銘柄に買いが広がったこともあり上昇を維持した。
日銀の植田和男総裁は16日、衆院財務金融委員会に出席した。金融緩和政策の修正を巡って、現時点での経済物価見通しを前提とすると「マイナス金利解除等を実施しても、緩和的な金融環境は当面続く可能性が高い」と語った。従来の日銀のスタンスと大きく変わるものではないが、日本株買いを進める海外投機筋にとって一定の安心感につながった。
前日に発表された23年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が2四半期連続のマイナスとなったことも日銀の緩和継続観測を後押ししている。米国と比べて日本では緩和的な金融政策が続くという楽観も日本株にとって支援材料となった。外国為替市場での円安・ドル高基調を支えに自動車が買われたほか、株式市場の活況で証券株も上昇した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は前日比32.88ポイント(1.27%)高の2624.73と、1990年2月以来34年ぶりの高値を更新した。JPXプライム150指数は続伸し、11.72ポイント(1.01%)高の1167.11と、算出以来の高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で6兆7212億円と2022年4月の市場再編後で2番目の多さだった。売買高は22億417万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1391と、全体の約8割を占めた。値下がりは237、横ばいは29だった。
ファストリ、東エレク、リクルート、バンナムHD、中外薬、オリンパスが上昇した。一方、トレンド、ソフトバンクグループ(SBG)、ソニーG、レーザーテク、スクリン、アドテストが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇米国株、ダウ反落し145ドル安 米PPIが予想上回る、米長期金利上昇も重荷
02/17 06:28
【NQNニューヨーク=横内理恵】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比145ドル13セント(0.37%)安の3万8627ドル99セントで終えた。同日発表の1月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退した。米長期金利が上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感が意識されたのも相場の重荷となった。
ダウ平均は午前中に190ドル近く下げる場面があった。1月のPPIが前月比0.3%上昇した。上昇率は5カ月ぶりの大きさで、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%上昇)を上回った。年初のサービス値上げなど季節要因が影響した面はあるが、インフレ沈静化に時間がかかっていることが確認された。
米10年債利回りは一時前日比0.10%高い4.33%に上昇した。「米長期金利が高水準で推移すれば、昨年同様にいずれ相場調整のきっかけとなる」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。
米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方や米主要企業の業績改善期待が投資家心理を支え、相場は上げに転じる場面もあった。同日発表の2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は79.6と1月の79.0から改善し、約2年半ぶりの高水準となった。
人工知能(AI)需要が企業業績の拡大を後押しするとの期待も根強かった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、前日夕発表の決算や見通しが評価された半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)が大幅上昇した。21日に決算を発表する画像処理半導体のエヌビディアもアナリストの目標株価引き上げを受けて上げる場面があった。
ダウ平均など主要株価指数が前日までに過去最高値更新を続けており、相場の過熱感が意識されやすい。半面、株高に乗り遅れないために値ごろ感のある銘柄を物色する動きは続いた。
ダウ平均では全従業員の2%を削減する計画が報じられたスポーツ用品のナイキが安い。バイオ製薬のアムジェンやネットワーク機器のシスコシステムズも下げた。一方、製薬のメルクなどディフェンシブのヘルスケア株が高かった。小売りのウォルマートや化学のダウも上げた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比130.520ポイント(0.82%)安の1万5775.654で終えた。交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベットの下げが目立った。
◇外為17時 円、小反落 150円台前半 株高や日銀の緩和姿勢を意識
02/16 17:20
16日の東京外国為替市場で、円相場は小幅に反落した。17時時点では前日の同時点に比べ5銭の円安・ドル高の1ドル=150円25~26銭で推移している。同日の日本株式相場の上昇に加え、日銀による金融緩和についての姿勢も改めて意識され、円売り・ドル買いが優勢だった。
16日の日経平均株価が一時前日比700円あまり上昇し、過去最高値に接近した。投資家心理が一段と強気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。株高進行を受けて日本株を運用する海外投資家が為替差損を回避(ヘッジ)する目的の円売りを出すとの観測もあった。
日銀の植田和男総裁が16日の衆院財務金融委員会で「マイナス金利解除などを実施しても、緩和的な金融環境は当面続く可能性が高い」などと述べた。日銀の緩和姿勢が続き、日米の金利差は大きく開いたままとの見方が改めて意識され、円売り・ドル買いが増えた。
一方で朝方には149円85銭近辺と、上昇して推移する場面もあった。15日発表された1月の米小売売上高が市場予想を下回った。米個人消費の減速が意識されて前日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。1月の米卸売物価指数(PPI)の発表を前に、持ち高調整などを目的とした円買い・ドル売りも支えとなった。
円は対ユーロで続落。17時時点では同47銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=161円69~71銭で推移している。13時ごろに一時161円78銭近辺と、1月中旬以来およそ1カ月ぶりの安値をつけた。日本株高や日銀の金融緩和姿勢を受けて、円を売ってユーロを買う動きが活発化した。
ユーロは対ドルで続伸し、17時時点は同0.0028ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0761~62ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕