野村證券から面会の申し込み。
今度は何の投信を勧めてくるのか、と思いつつ訪問したら、全く違う話でした。
提案は二件。
ひとつは野村プレミアムローン。
借金をしろと?
よく聞くと。
預かり資産を担保に1.25%で借り、それで運用。たとえば5%で回ったら税金を引かれて4%。4%引く1.25%で、2.75%のもうけになる。
もうひとつは、野村證券と、スイスのプライベートバンク、ジュリアス・ベア銀行との合弁会社「ジュリアス・ベア ノムラ ウェルス マネジメント」による、投資一任運用サービスの案内。
野村とジュリアス・ベアの合弁会社を日本に作ってるそうです。
最低 100万スイスフラン。約16000万円から。それぐらいから相手にしてくれるんだ。プライベートバンクって、もっとお金が必要かと思ってました。
一般のラップ口座より2段階程上の資産運用なんだそうです。一般のラップ口座、一つ上が野村SMA。そのうえの位置づけがプライベートバンクなんだそうです。
野村SMAとは?(野村のホームページより)
「SMA(セパレートリー・マネージド・アカウント)」は、お客様から投資判断に関する一任をいただき、お客様の口座において有価証券に関する運用と管理を行う「ワンランク上の」投資一任サービス です。
契約金額3,000万円からのサービスとなります。
店舗でのみお取り扱いしております。
SMAと野村ファンドラップの上位版との違いがよくわかりません。
で、プライベートバンクは?
パンフレットによると、株式・債券・REITなどの有価証券、株式・債券・金利などの係る金融先物など派生商品などで運用するそうです。
うーん、先物とかを組み込むということは、ヘッジファンドも組み入れるのか?
よくわかりません。
ローンもプライベートバンクも、これまで考えたこともない選択肢なので、頭がついていかない。
持ってる株。持っていてもそれほど悪くはないけれど、積極的に持ってる理由がないのがある。
売るとすれば11月に売って、下がり相場の12月に別のものを買ったらいいのではないかとアドバイスされた。利益を相殺する含み損がないので、そのまま税金がかかるのは、いたしかたない。
11月までに指し値して売って、12月末近くにS&P500のETFでも買おうか?
雑談で、担当者に顧客で超富裕層や富裕層の割合がどれぐらいか聞いたら、超富裕層が 5% ぐらい。富裕層は50%ぐらいだそうです。
さすが野村證券は、相手をする対象がすごい。
野村證券の証券マンの評価は、手数料収入でなく、資産の流入など、別の観点からの評価になってきているそうです。
<参考> ITmediaビジネスONLiNEより抜粋 2023年03月04日 08時43分 公開
野村総合研究所は「2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」の推計結果を発表。預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた「純金融資産保有額」が5億円以上の「超富裕層」は9.0万世帯で、全体の0.16%であることが分かった。
1億円以上5億円未満の「富裕層」は139.5万世帯(2.5%)、5000万円以上1億円未満の「準富裕層」は325.4万世帯(6.0%)、3000万円以上5000万円未満の「アッパーマス層」は726.3万世帯(13.4%)、3000万円未満の「マス層」は4213.2万世帯(77.8%)だった。