私鉄の株主優待で、全線パスというのがあります。
定期型乗車券で、半年乗り放題になります。
計算すると、チケット屋に売っぱらって、交通系ICカードに入れた方が、JRを含め、どの会社でも乗れるので便利なのですが、やっぱり電車にタダで乗ることができる! というのがなんともうれしくて、売ることができません。
たいていの会社の全線パスは、持参人一人乗車可なので、家族で使いまわしできます。
名鉄は、使用期間が終わりの日だけしか記載されておらず、全線パスが到着した日から使えます。1週間ぐらい家族2人で一緒に乗ることができました。
難点は、並大抵の株数ではくれないことだけでしょうか。高級外車を買うことができるぐらいの投資額が必要です。
鉄道会社 株価5/23 必要株数 必要額
9042 阪急 4072 9800 39,905,600
9042 阪神 4072 6200 25,246,400
9045 京阪 3012 6800 20,381,600
9044 南海 2631 6160 16,206,960
9041 近鉄 3373 5100 17,202,300
9052 山陽 2079 4600 9,563,400
9046 神鉄 2765 970 2,682,050
9048 名鉄 2035 8000 16,280,000
配当利回りは、どこも図ったように、1.4%前後です。
もし、阪急や阪神の全線パスを使っている人を見かけたら、その全線パスは、ベンツやBMWどころではなく、フェラーリやアストンマーチンぐらいお金がかかっています。
今、私鉄各社の定期券はIC化されていて、自動改札に定期券を挿入することはなくなってきていますが、もし、自動改札に定期券らしきものを挿入している人を見つけたら、全線パスの可能性が高いです。ポケットにマイバッハやAMGを入れて歩いていると思ってください。
計算していてびっくりしたのですが、神鉄って何かの間違いかと思うぐらい格安で全線パスを入手することができます。