野村證券が面会を申し込んできました。
今度はなにを売りにかかっているのか、興味があったので訪問しました。
担当者と一緒に、直属の課長代理もいらっしゃいました。
結論は、なにを売りつけようとすることもなく、現在の市場状況の解説がメインでした。
こういうのって、勉強になるからありがたいなぁ。
今後の投資方針として、機関投資家のアセットアロケーションを見せながら解説してくれます。
超保守的なGPIFにはじまって、ハーバード大学、ノーベル財団、イングランド国教会、フォード財団などのアセットアロケーションで解説してくれます。
GPIF以外は、少なからぬ配分でプライベートエクイティ(オルタナ)が入っています。ハーバード大学などはヘッジファンドまでやっているので、ヘッジファンドって私も買えるのか聞いてみたら、野村でも扱っているのですが非常に限られた方にしか売ってないとのことでした。機関投資家などに売ってるんだろうな。
個人でも買えるブラックストーンのPEと不動産について、PEはまだ手数料もでていないし、不動産はREIT指数を下回っているのはいかがなものか、と聞きました。
ちょうどブラックストーンに聞いたところで、PEに関しては、まだ仕込んでいる最中で大きな売りがでていない、売りがでるとボカンと利回りがよくなる。不動産はごちゃごちゃ言ってましたが、ぴんとくる理由はありませんでした。
変動の激しい相場の中、下がっていないことが・・・と苦しいいいわけをしていますた。
私のアセットアロケーションを見せると、アメリカ債権の比率を増やして、今の高い金利を固定するのがいいのではないか、というアドバイスでした。
きわめてもっともなアドバイスでした。
金なんかもおもしろいかもしれないと言ったので、現物かETFのどちらがいいのかと聞いてみたら、現物は田中貴金属の手数料が高い、ETFなどのほうが手数料が安いし、税金面でも良いのではと言ってました。(現物の利益は雑所得になり所得に合算され課税される。ETFは特定口座での課税。)
東京メトロについては、幹事会社の野村證券でも大変なことになっているようです。申し込みが殺到しているそうです。東京なら予想していたのだけれど、関西でもこれだけ申し込みがあるのは想定外だったそうです。
そして、新規口座開設申し込みも殺到しているそうです。オンラインの申し込みはどうにかなるだろうけど、紙の申し込みは週末で間に合わないのではないか、と言ってました。
ネット証券は割り当てが少ないので無理でしょうと言ってました。
このまえ衝動買いしたフィデリティ世界割安成長株答申については、長い目で見てほしい、という常套句が帰ってきました。フィデリティやピムコは、長期目線での運用をしている。調べてみたら、日本のバックミラーを作ってる会社ぐらいのマイナーなところまで組み入れているそうです。