アメリカ雇用統計が予想を上回り、大幅にドル高になりました。
2024年 | 10月4日 | 10月 月間騰落 |
10月 騰落率 |
年度 騰落 | 年度 騰落率 |
ドル円 | 148.64 | 5.06 | 3.5% | -2.67 | -1.8% |
eMAXIS slim S&P500 |
30,192 | 630 | 2.1% | 1,633 | 5.7% |
NYダウ | 42,352.75 | 23 | 0.1% | 2,545 | 6.4% |
S&P500 | 5,751.07 | -11 | -0.2% | 497 | 9.5% |
NASDAQ | 18,137.85 | -51 | -0.3% | 1,758 | 10.7% |
日経平均 | 38,635.62 | 716 | 1.9% | -1,734 | -4.3% |
先週末の高市プレミアムが、月曜に石破ショックで消え去りましたが、石破総理が金融所得課税などへの言及がないことと、米国景気の底堅さからのドル高で、火曜から金曜にかけとりもどしました。
2024/10/4 | 今月 騰落率 % |
年度 騰落率 % |
年初来 騰落率 % |
設定来 騰落率 % |
Total | +1.73 | +1.55 | +10.09 | +42.94 |
私の今月の運用成績も、上半期はマイナスで推移したのですが、10月に入ってからの上げで、年度でプラスに転じました。
先週末の高市プレミアムの時よりも増え、4月末から5月半ばぐらいまでは取り戻してきました。
7月頭の最高値まであと少しです。
DJ-世界の主要株式市場指標一覧
10月4日2325GMT(日本時間5日午前8時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 42352.75 341.16 0.81 +12.37 終値
ナスダック 18137.85 219.37 1.22 +20.83 終値
NYSE総合 19538.68 151.00 0.78 +15.94 終値
S&P500 5751.07 51.13 0.90 +20.57 終値
トロント S&P/TSX 24162.83 194.33 0.81 +15.29 終値
英国 FTSE100 8280.63 ▲1.89 ▲0.02 +7.08 終値
ドイツ DAX 19120.93 105.52 0.55 +14.14 終値
フランス CAC40 7541.36 63.58 0.85 ▲0.02 終値
日経平均 38635.62 83.56 0.22 +15.45 終値
香港 ハンセン指数 22736.87 623.36 2.82 +33.37 終値
豪 S&P/ASX200 8150.00 ▲55.20 ▲0.67 +7.37 終値
欧州 STOXX600 518.56 2.27 0.44 +8.26 終値
トルコ ISEN100 9109.34 211.11 2.37 +21.94 終値
南アフリカ JSE 86332.42 ▲128.63 ▲0.15 +12.28 終値
イタリア FTSE MIB 33594.12 424.09 1.28 +10.68 終値
タイ SET 1444.25 1.52 0.11 +2.01 終値
インド SENSEX 81688.45 ▲808.65 ▲0.98 +13.08 終値
インドネシア JCI 7496.09 ▲47.74 ▲0.63 +3.07 終値
フィリピン PSE 7467.92 79.00 1.07 +15.78 終値
韓国 総合 2569.71 8.02 0.31 ▲3.22 終値
上海 総合 3336.50 248.97 8.06 +12.15 終値
シンガポール ST 3589.13 11.70 0.33 +10.77 終値
台湾 加権 22302.71 ▲87.68 ▲0.39 +24.38 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 52609.87 935.33 1.81 ▲8.32 終値
ブラジル BOVESPA 131791.55 120.04 0.09 ▲1.78 終値
(END) Dow Jones Newswires
October 04, 2024 19:25 ET (23:25 GMT)
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◇東証大引け 日経平均は続伸 日銀の早期利上げ観測の後退が引き続き追い風
2024/10/04 15:25
4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比83円56銭(0.22%)高の3万8635円62銭だった。日銀による早期の利上げ観測の後退を手掛かりとした買いが引き続き優勢だった。海外短期筋などによる株価指数先物への断続的な買いが入った場面で、日経平均の上げ幅は200円に迫った。もっとも、日本時間今晩発表の9月の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気などから、積極的な買いは続かなかった。
日銀の金融政策を巡り、石破茂首相が2日に「追加利上げをする環境にない」と発言した。将来的には金融政策の正常化が進むとみられているが、市場では早期利上げの思惑が急速に後退しており、株買い・円売りの勢いが強まっている。米欧など世界の中央銀行が利下げや金融緩和に動いており、海外投資家の投資余力が増していることも日本株の先高観を強めているようだ。
石破首相は4日午後、衆院本会議で所信表明演説に臨み、経済政策では岸田文雄前政権の方針を踏襲する考えを示した。金融所得課税などへの言及はなく、「波乱なく通過した」との受け止めも一定の安心感につながったとみられる。
日経平均は下げに転じる場面もあった。イスラエルとイランの衝突など中東情勢の緊迫が警戒されたほか、外国為替市場で円相場が前日比で上昇に転じるなど足元の下落が一服したことも重荷となった。米雇用統計の発表を前に、週末とあって持ち高調整の売りも出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は10.36ポイント(0.39%)高の2694.07だった。JPXプライム150指数も続伸し、2.18ポイント(0.18%)高の1212.04で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8802億円、売買高は18億1827万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1150。値下がりは448、横ばいは47だった。
ファストリやアドテストが高い。セブン&アイやイオンが上昇した。原油高を背景にINPEXやENEOSなどエネルギー関連株が買われた。一方、東エレクやソフトバンクグループ(SBG)が安い。川崎汽や郵船など海運株が急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇米国株、ダウ反発し341ドル高 最高値更新、米雇用統計や中東関連報道受け
2024/10/05 05:32
【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前日比341ドル16セント(0.81%)高の4万2352ドル75セントで終え、9月30日以来、4日ぶりに最高値を更新した。4日発表の9月の米雇用統計が良好な内容になり、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。イスラエルとイランを巡る報道を受けて引けにかけて上げ幅を広げた。
雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比25万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(15万人増)を大幅に上回った。8月分も上方修正された。失業率は4.1%と前月の4.2%から改善し、「非常に強い」(バンク・オブ・アメリカ)と評価された。米東海岸などの港湾ストライキが終結し、供給網の混乱の長期化が避けられたのも買い安心感につながった。
午後に買いの勢いが強まり、ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する報復で石油関連施設を標的にする可能性について、4日午後にバイデン米大統領が「自分だったら違う方法を考える」と慎重な見解を示した。前日はバイデン氏の発言が石油施設の攻撃計画が具体的に議論されているとの連想につながり、警戒感が強まっていた。市場では「週末に事態が動く可能性が意識された」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。
ダウ平均は小幅安となる場面もあった。雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利下げを進めるとの観測が後退した。米長期金利が一時3.98%と8月上旬以来の水準に上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感につながった。中東の地政学リスクへの警戒感が相場の重荷となる場面もあった。
ダウ平均ではJPモルガン・チェースやアメリカン・エキスプレス、ボーイングが上げた。セールスフォースやアマゾン・ドット・コムも高い。一方、ホーム・デポが下げた。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラ、ベライゾン・コミュニケーションズなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ関連も売られた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比219.373ポイント(1.22%)高の1万8137.849で終えた。テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上昇が目立った。
◇外為17時 円相場、反発 146円台前半 米雇用統計前に買い戻し
2024/10/04 17:14
4日の東京外国為替市場で、円相場は反発した。17時時点では前日の同時点に比べ13銭の円高・ドル安の1ドル=146円32~33銭で推移している。市場予想を上回る米経済指標を受けて3日の米長期金利が上昇したため、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが先行した。一方、前日に既に大幅に下げていたほか、日本時間4日夜に9月の米雇用統計が発表になることから、円売り・ドル買いに傾いた持ち高を中立方向に戻す円買い・ドル売りが入りやすかった。
円相場は3日に147円25銭まで下落し、およそ1カ月半ぶりの安値をつけていた。9月の米雇用統計の結果が市場予想から外れれば、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースや利下げ幅に影響が及びかねないとの見方が強い。円安の反動リスクもあることから、持ち高を積極的に傾けにくかった。
石破茂首相が3日、日銀の追加利上げに否定的と受け取られるような発言をしたことについて、日銀の植田和男総裁と同様の考えであるとの認識を示し、発言を修正した。石破氏が、将来的に金融政策の正常化を進めていくこと自体には理解を示していると受け止められたのも、円相場の支えとなった。
朝方は146円92銭近辺まで下げ幅を広げる場面があった。3日発表の9月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業(サービス業)景況感指数が2023年2月以来の高水準となり、市場予想を上回った。米景気が底堅いとの見方から米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いにつながった。
円は対ユーロでも反発した。17時時点では同21銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=161円37~39銭で推移している。
ユーロは対ドルで小幅ながら4日続落した。17時時点は同0.0005ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1028~29ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕